ソースを読んだ後にやったこと。

ソースというプログラムがある。
ざっくり言うと、自分のワクワクすることを掘り下げて明確にして、その上でワクワクすることを全部やろうという内容の自己啓発プログラム。本とセルフ・スタディキットとワークショップで展開している。
創始者は、アメリカ上院議員のマイク・マクマナスさん。
詳しくはAmazonの書評やらワークショップの解説などをご参照のこと。

ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。

ソース ワークショップ


この本を読んで、またワークショップを受けた方からお話を聞いて、ワクワクの地図を起こしてみた。それがこちら。

ワクワクの地図というのは、自分のワクワクすることを抽象化していった成果。ソースの重要なポイントのひとつは、この抽象化のプロセスにある。とことん抽象化して、自分のワクワクすることを煮詰めて行くことで、表層的な好きなことから、ワクワクする根源的な理由を見つける。そうして自分のツボを見つけると、他のことにも応用が利くようになり、具体的な行動に落としやすくなる。


地図で自分のワクワクすることが明確になったら、こんどはそれを具体的な行動に落とす。
ソースの車輪はワクワクする具体的なことをカテゴリ分けしたもの。こちら。

ソースのポイントの2つめは、この車輪をくまなく、まんべんなくやることにある。同じ時間、ではなく、同じ情熱を傾けて。
そうすることで、あまりまともな説明はできないんだけれども、奇跡的なことになって、いろいろうまくいくんだそうだ。


地図と車輪、この二つを作ることで、ワクワクすることを統べてやる準備が整う。通常のワークショップもこの2つを作るところまでやる。


では、僕がこの二つを作ったあとにどうなったか。
総じて言うと、思った以上に自分のやりたいことができていて驚いた。
ソースの車輪を作ってからまだ1ヶ月だが、やりたいことがどんどんできているという感覚があるのはとてもいい。以前だったらアレもやりたいしコレもやりたいけど時間が足りないと思っていたが、使える時間は変わらないのにこういう変化が生まれたことが不思議。
やりたいことをやるのに躊躇が無くなったからなのか、何がやりたいんだろうというところで悩むことが無くなったからなのか、「やりたいこと」と「やらなきゃならないこと」の区別が明確になったからなのか、たぶん全部なんじゃないかと思う。
基本的に土日しかワクワクすることができていないので、本にあるほどの効果はないが、それでも自分にとっては大きな変化だった。
以下、プログラムを受けた後にやったことをまとめる。



ワクワクの地図の「世界の幸せ」「史」、車輪の「学ぶこと」にあたる。
ずっと読まなきゃと思っていたのだが、厚いし難しそうだしと敬遠していた。
勉強会の帰り、とりあえず買うだけのベビーステップだ!と思い買った。本を買うこと自体もワクワクすることだ。次のベビーステップは通勤カバンに入れること。こういう段階を踏むとすんなり読みはじめることができた。
読みはじめると、思ったよりも平易な内容で、サクサクと読み進む。自分の興味ある分野だし、実際に自分が関わると想定して、その際に有用そうな知識や情報を、盗んでやろうという気になっている。

  • VJを見る。

ワクワクの地図の「音とのシンクロ」、車輪の「自分」にあたる。
VJというのは、クラブDJの曲に合わせて即興で映像をつける人のことを言う。僕はそのVJをやっていて、楽しかったことを思い出した。
それで、またワクワクするかなと思い、VJの映像をyoutubeで漁ったのだが、あんまり楽しくなかった。あれは自分でやるから楽しかったんだ。思い返せば、人のVJ見てもそれほど惹かれることはなく、むしろ音と映像のシンクロに重点の置かれたPVを見るほうが好きだった。ケミカル・ブラザーズのStar Guitarとか。

  • 映像を作る。

ということで、好きな曲に合わせた映像を作ってみた。
ワクワクの地図の「音とのシンクロ」「〜したら楽しそうの実現」、車輪の「自分」にあたる。
さいわいデジカメにムービー機能もついているし、ウチのmacにはimovieも入っているので、すぐに撮って編集して完成した。
音に映像を合わせるべく1フレームずつ動かしてという細かい作業も苦にならないし、出来上がった映像を見ても気持ちがいい。
勢い余ってyoutubeにも投稿してみた。
youtube初投稿 - hsksnote
見た人からは、概ね面白い、笑ったという感想を得たが、笑いは意識していなかった。

ワクワクの地図の「史」「ブログ」、車輪の「学ぶこと」にあたる。
前からほんの少し勉強をしていた投資信託について、ブログにまとめてみた。
まとめる段階で疑問点が明確になり、それをカバーしてブログを書こうとすると、自然とその疑問点も解決するという一石二鳥。
投信ってどうなのさ。 - hsksnote

  • 昼間から酒を飲む

ワクワクの地図の「ダラダラ遊ぶ」「妻とゆっくり」、車輪の「心の健康」にあたる。酒が「心の健康」ってまずいんじゃないの。
昼間から焼酎を飲んで、妻とダラダラとした時間を過ごした。家にいたら何かしらやることがあるので、なかなかこういう時間を持つことができない。
このために料理をたんとこさえてくれた妻に感謝している。
よい時間だった。

ワクワクの地図の「〜したら楽しそうの実現」、車輪の「体の健康」にあたる。
この本についているDVD。

以前から興味があり、何度か立ち読みしたのだが、面白半分で手を出すには高すぎると棚に戻していた。しかし今回、自分は目新しいものにワクワクして手を出したくなることがわかったので、続かないにしろやってみたら楽しかろうと決心した。
このトピックを「体の健康」に入れたのは、古武術の練習をスポーツ的にできないかと思ってのことなのだが、どうもそういうものではないっぽい。
詳しくは別エントリーに書いたが、新しい身体感覚を得るのがとても楽しかった。
NHK人間講座 甲野善紀「古の武術に学ぶ」をDVDで見た。 - hsksnote

Ustreamというのは、簡単にweb上で生中継ができるサービス。
http://www.ustream.tv/
webカメラ買ってUstreamしてみようと思った。カメラがMacに対応してなくて苦労した。
macでUstreamをやろうとして苦労した話。 - hsksnote
ギターの練習でも流してみようかと思った矢先にギターの弦が切れて未だに流せていない。引越の模様も中継してみたが誰にも見られなかった。
一方妻は料理の様子を中継して評判が良かったらしい。

  • 友達に連絡する

高専時代に同じ寮で毎日遊んでいた友達に久しぶりに連絡を取るべく、別な友人にその友人の連絡先を聞いてメールしたが返事がない。アベくん元気ですか?

  • 右脳英会話

車輪の「学ぶ」に「英語」をプロットしてみた。が、正直に書くと、これはワクワクすることじゃない。僕は英語が非常に苦手で、コンプレックスがあった。
そんな中で「脳の右側で描け」ワークショップのフォローアップで「右脳英会話」というのがあり、不安期待半々で参加してみた。
結果として、英語に対するコンプレックスが薄れ、英語に触れるのが楽しくなった。詳しくは別のエントリーに書いた。
右脳英会話のワークショップは僕にすごい変化をもたらした。 - hsksnote
これで堂々と「英語」を車輪に入れられる。

以前、津田塾のキャリアプランニングセッション、国際公務員になるためのキャリアプランの説明会のようなものに参加したため、
http://d.hatena.ne.jp/hsksyusk/20070819/career_kiso
津田塾からオープンスクールの案内が来た。
http://www.tsuda.ac.jp/ja/os/index.html
そのなかに Understanding Global Issues という、世界で起きている様々な問題について英語で話し合うというクラスがあったので、ああこれはいいと思って受講を決めた。
事前にクラス分けを決めるプレイスメンステストというのがあり、それを受けに津田塾に行った。テレビのロケらしく津田塾が港西警察署になっていた。

テストはよくできた気がして、Beginnerを受けたいけどもっと上のクラスになっちゃうんじゃないのと思っていたらしっかりBeginnerだった。来週からクラスが始まる。


以上。楽しゅうございます。