メガネ屋さん「EROTICA」はメガネブティック。

前のメガネのレンズに全面的に傷が入ってしまったので、新しいメガネを購入した。
前のメガネは Hatch で8,000円のセット+非球面レンズ10,000円で購入したもの。あまりお痛した覚えはないが、3年ちょっとの寿命であった。ホコリがついているときには力強くから拭きしていたので、それが寿命を縮めたのかもしれない。
僕と同様メガネのお手入れに自信を失った方はコチラをご参考に。
http://www.aigan.co.jp/knowledge/megane03.html


EROTICA はパルコやルミネなどファッションビルに展開しているメガネ屋さんで、僕は渋谷パルコ店に行った。店の仕切りにキラキラ光るジャラジャラしたカーテンを使っているので、ギャルっぽいお店だと思って一度は避けたが、中に入ると普通だった。


全体的にメガネのデザインが良い。Hatch の最上ラインが EROTICA の最低ラインといったところ。最低ラインの価格はレンズ込みで10,000円のセット、高いのはフレームだけで50,000円以上のものがざくざくある。


とりあえずいつも通りおもむろにメガネを試着していたところ、濃いめのイケメンの店員が近づいてきてセールストークを始めた。メガネ屋さんではこういう経験はなかったので少し面食らった。
このお店はブティックのように店員がお客さんについて、色々と話しかけてくる模様。そういう応対にはなれてないので少しテンパっていたが、これはこれで良い。


アドバイスを聞きながらメガネを選んでもらうと、しっくりくるメガネが選んでもらえる。手当たり次第試着しては悩んでを繰り返すよりよっぽど効率がいい。高いメガネをひやかしで見ても、それがなぜ高いかを説明してくれる。たとえばこのメガネはドイツ製で、ねじを一本も使っていないとか、 STARCK EYE*1のメガネはつるが外側にも上下にも曲がるので掛け心地が抜群だとか、そういった話が面白い。
度がきつい人は丸形のフレームの方が良いという話もあった。度がきついと、いくら薄型のレンズを選んでも外側に行くほど厚みを増してしまう。太めのセルフレームならまだいいが、細いフレームだとフレームからはみ出して不格好になるし、レンズが外れやすいなどトラブルの元になりやすいのだそうだ。同じ理由で、上だけもしくは下だけフレームのものもお勧めしないとのこと。


以前より気になっていた鼻当てのないタイプのメガネについて聞いてみたところ、鼻の低い人はかけにくいとのことだった。だがそういう人でもかけやすいモデルとして、less than human大正ロマンポルノをお勧めしていただいた。それがこちらのメガネ。

鼻当ての部分がうねうねとせり出しているのでちゃんと鼻にフィットする。プラスチックの鼻当てにあったムレは、このメガネに関しては無い。
個人的には鼻当てが曲がってメガネがフィットしなくなる心配が無いのが何より嬉しい。
材質は古っぽい感じに加工されていて、アンティーク風、楕円のフレームなので書生さんのような雰囲気。まさに大正ロマンポルノ。ポルノは余計。


ということで、このメガネを購入した。
昨日買ってから今日まで着けてみて、鼻当ての違和感はない。意識しないと気にならない。
フレーム+普通のレンズで33,000円程度、それに薄型レンズで強度が少し強いもので25,000円くらい。全部で60,000円弱。大きな買い物でした。散財し過ぎたと後悔しているが、長く使えればよいな。


エロチカオンラインストア アイウェアショップ
http://www.lessthanhuman.co.jp/
Mikli | Noticias de actualidad (STARCK EYE)
上記 less than human のサイトは面白いが情報としてはまったく役に立たないので、EROTICAにあった解説をリンク。
http://www.erotica.co.jp/brandlist/lessthanhuman.html
面白いブランドだ。

*1:フィリップ・スタルクのメガネがあった!