女性限定イベントを企画して性同一性障害の人を思う

短慮だった。
昨年末から、国際協力NGOの老舗JVCの、アフリカボランティアチームに所属していて、そこでアフリカの入門的な連続講座を企画していて、僕はその中で南アのHIVをテーマに女性限定イベント「エイズ社会学南アフリカのLove&Life〜」を企画していたのだけれど、そこで性同一性障害の方に対する配慮がかけていた。


企画の初期にも「そういう方が申し込まれたらどうする?」という話が出て、受け入れることにしよう決めたのだけど、それだけしか話してなかった。
昨日新たに指摘されたのは、
「このチラシをもらって性同一性障害の人はどう思うかな」と。
チラシには女性限定としか書いておらず、それを見たら「私は行けるのかな」と不安になってしまうだろう。
こういうチラシをもらうこと自体を不快と感じることだってある。
これを指摘してくださったのは、会場をご提供いただいた早稲田大学の先生で、「性同一性障害の学生にも、ちょくちょく出会う」そうだ。


反省。はするんだけど、どうしたらいいか悩んだ。なんも思いつかない。
でも、もしかしたら、チラシや告知文に「性同一性障害の方もご参加いただけます。」と一言入れるだけでも、けっこう違うのではという気がする。


どうだろうなあ。
6月24日 【JVC】女性限定「エイズの社会学」~南アフリカのLove&Life~