Movable type を Windows のローカル環境で動かすちょう簡単な方法
WindowsのローカルでMTを動かす環境を作ったので、見つけた中で一番簡単なやり方をメモ。
以下のエントリーの簡略版+αというような手順です。
xampp for windows+ActivePerl5.8.8のインストール 備忘録 - 外部記憶放置
キモはxamppとperlアドオンのバージョンでした。
環境のバージョンや文字コード、セキュリティなんかは気にせず、とりあえず動けばいいレベルなら多分これが早い。より本番に近い環境にしたい方はもうちょっと別なやり方を推奨します。
概要
1.xampp導入
以下のurlから"1.6.6a"を開いて"xampp-win32-1.6.6a-installer.exe"をダウンロードする。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=61776&package_id=89552
インストールはインストーラーに身をゆだねて全部Next。
2.perlアドオン導入
以下のurlから"xampp-win32-perl-addon-5.8.8-2.2.8-installer.exe"をダウンロードする。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=61776&package_id=113693
インストールはインストーラーに身をゆだねて全部Next。
このバージョンだと、ローカル環境作る際に厄介な、PerlのDBI、DBD::MySQLモジュールがあらかじめ入っている。
3.apache設定ファイル修正
説明を丸ごと引用。
apacheの設定(サーバーコンフィグレーション)
D:\xampp\apache\confにある
httpd.conf をテキストエディタで開いて#LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so
を探して行頭の#を削除(リダイレクトを使用できるようにする)
#ScriptInterpreterSource registry
を探して行頭の#を削除(CGIをcgi-binディレクトリ以外でも使えるようにする)
ドキュメントルート*3の設定は特に設定せずそのままhtdocsを使う。(設定してみたけどうまくいかなかったから(T_T))
xampp for windows+ActivePerl5.8.8のインストール 備忘録 - 外部記憶放置
4.Perlのパスを設定(CGIファイルの関連づけ)
これも説明そのまま。
[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[フォルダオプション]→[ファイルの種類]を選択。
[cgi(cgiファイル)]の項目を一覧から探してクリック。[詳細設定]をクリック。
アクション内にある[open]をクリックして選択してから[編集]をクリック。
[アクションを実行するアプリケーション]のところに"(ドライブ名):\xampp\perl\bin\perl.exe" "%1" %*
と入力。[DEEを使う]のチェックは外し、[OK]で入力完了。
他所で[DEEを使う]のチェック外しは良く紹介されていますが、僕個人のPC環境ではチェックが何故か何度やっても外せないのでそのままにしています。動作上は問題ないかと思う。
xampp for windows+ActivePerl5.8.8のインストール 備忘録 - 外部記憶放置
5.DB作成
- xamppを起動してApacheとMySQLを起動する。
- ブラウザから"http://localhost"に接続する。xamppの画面が出たらちゃんとインストールされて起動してる。
- 日本語を選んでxamppのメニュー画面に遷移する。
- 左側のメニューからphpMyAdminを起動する。
- "新規データベースを作成する"欄に適当なDB名を入れて"作成"をクリック。
6.Movable Typeインストール
- 以下のurlからMTの個人ライセンス版を入手する。
- http://www.ecbuyers.com/b2c/catalog/default.php?cPath=28_127&prmcd=salk070821b2cmtper
- 他のが使いたかったら他から入手すればいいんじゃないかな。
- 解凍してできたフォルダを、
/htdocsフォルダの下に移動し、フォルダ名を"mt"にする。 - ブラウザから"http://localhost/mt"に接続する。MTの画面が出る。
- "Movable Type システム・チェック (mt-check.cgi) "をクリックしてみる。
- 戻って"ログイン"をクリックする。後は適当に情報を入れてく。
- DB名は手順5で作ったのを指定する。
- DBのユーザーを作っていないのであれば、ユーザー名"root"、パスワードなしでつながる。
ウィザードが途中で進めなくなったら、mt-config.cgiを手で作る。
##### MYSQL #####
ObjectDriver DBI::mysql
Database mt
DBUser root
DBHost localhost
- mtフォルダの下の"mt-config.cgi-original"を"mt-config.cgi"と言う名前でコピーして、"##### MYSQL #####"の下を上記の通りに書き換える。
- "##### POSTGRESQL #####"以下の行を全部消す。ファイルを保存する。
- もう一度ブラウザから"http://localhost/mt"に接続し、ログインしてみる。ダッシュボード画面に移ればOK、ダメなら残念。