テクノに入門。

テクノ名盤メモ: 啓蒙かまとと新聞
テクノもちゃんと聞いてみたい。そう思って、こちらの記事を参考に、入門用CDをいくつか購入した。一言ずつ感想を書いていく。


アウトバーン

アウトバーン

これは以前から持っていた。好きで、たまに聞いている。とてもゆったりした印象。テクノっぽい人工的なおとだけれど温かみがあるのは古い曲だからか。何かしながら聞くのによい。退屈なのかもしれない。


YMOはBESTをMDで持っていたがどこかに行ってしまった。意識的に聞かなくても、たぶんどこかで耳にしている。だからCDを買うとああこれかというのが結構ある。ポップポップ。


インナーエレメンツ

インナーエレメンツ

無機質な冷たい感触の音がザクザクと刻まれるような印象。工場の機械の音とか電子機器のビープ音とかの規則的な音が集まって集まって音楽になったような印象。機械の創る音楽だ!ヘッドフォンで大音量で聞きたい。お部屋のBGMにはできなかった。でもかっこうよい。
extraのPVが良いと聞いたので見てみた。

AKIRAっぽい。と思って調べると監督の森本晃司AKIRA作画監督補でもあった。これは余談。
AKIRAっぽいのは音楽の印象もそうで、AKIRAの音楽と言うと日本の昔の祭りがベースにあるようなものだった。
で、ここで石野卓球の「テクノとは、都市の民族音楽だ」という言葉につながるのか。すげい。


Selected Ambient Works 85-92

Selected Ambient Works 85-92

これを買いたかったのだが、
Vol. 2-Selected Ambient Works

Vol. 2-Selected Ambient Works

間違ってこちらを購入。Amazonレビューによると、

前作*1と異なり、ノン・ビートの曲がアルバムの大半を占め、叙情的な表現は後退し、透明感ある「静」の風景を描く。つまり、派手な展開も音色もなく「何も起こらない」のだが、(後略)

だそうで、お勧めされていた上のアルバムとは趣が異なる様子。レビュー通りビートがなく、環境音楽といったふう。集中して聞くと面白いかもしれないがそこまで聞けてない。何かやりながら聞いてると意識がすぐ離れてしまう。

Richard D James Album

Richard D James Album

Aphex Twinはこちらも聞いた。僕の持っているテクノのイメージまさにその通りというアルバム。逆に言えば、僕が聞いていたのはこのアルバムに影響されたアーティストのものばかりということかもしれない。試聴だけして買わなかった。


Tb Resusucitation

Tb Resusucitation

Amazonでは高くなっているが、ディスクユニオンでうまく安いのが見つけられた。ケンイシイに似ているがこちらは電子音が多くて少しゲームっぽい印象もある。好き。


VITAMIN

VITAMIN

名盤メモではアシッドの一枚として上のHardfloorといっしょに挙げられていたのがこの「ビタミン」だが、持ってないし聞いたことない。
VOXXX

VOXXX

こっちのアルバムは学生時代にMDで持っていてよく聞いた。本当に良く聞いた。まりん脱退後の電グルだし「ビタミン」とは全然違う作品なんだろう。Amazonレビューを見ると総じて「すごい」「頭おかしい」という評価。同意する。音楽的なことを抜きにしておもしろアルバムだった。
エジソン電の戦前日本のいかがわしいオカルトチックな雰囲気が好き。


以上。新しいジャンルを知るのは面白い。もっと聞き込んでいきたい。

*1:上のアルバム