SIerがイヤになったのでweb系に転職したいという話
@hsksyusk
ホソコシといいます。 ワークライフバランスというか、仕事のやりがい、信頼できるメンバー、プライベートの時間が重要な要素としてあって、それらが全部なくなると、仕事がほんとに嫌になる。ということに今気づいた。
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こういうことを考え出すのは、気持ちに余裕がなくなってきてる時で、そうじゃないときには面倒というか、環境を変えることへの抵抗感が強くて考えないようにしてるのだけど、たぶんそれって問題を先送りしてるだけなんじゃないかとも思うので。状況とか考えを一度整理して書く。
仕事の現状をもっと具体的に書くと、元からのタスクでいっぱいいっぱいのところに、やったこともない機材の設計をドンドンドンと追加されて、期間は変わらないという感じ。金曜の夜にWBSを見て気づいた。タスク追加するなら本人に声くらいかけろよとか、さわったことない機器の設計を半日でってどういうことよとか、規模見積もれないから適当に線引いてるだろうとか、言いたいことはたくさんあるけど上司はもう機上の人で、僕は休出だけは絶対避けたかったから久々に終電近くまでがんばったけど全然終わらなくて、それでも休出はしなかったんだけど、そこで休出して遅れを取り戻そうとしなかったことの罪悪感と、上司の方が悪いんだから自分が責任を感じることはないという気持ちとがない交ぜになって混乱しており、結果としてもう本当に職場から逃げたいと思ってる。
たぶん今の仕事のピークが次の2週間くらいで、そこさえ乗り越えればあとはそれほどタイトなスケジュールもないんだろうけど、それはそれとして、今の仕事が終わって次、また同じように信用ならないメンバーと、やりたくもない仕事をやるような生活を続けるのは、やっぱり不毛なんじゃないかと思ってる。
今の仕事が技術的に興味が無い分野かというとそうではなくて、サーバを触るのは楽しいし、ストレージやスイッチの設計も興味はある。運用を考えるのだって、それを実現するのにジョブを組んだりシェルを作ったりするのも楽しい。でも今は、ただレビューに間に合わせるためだけの設計になっていて、自分が技術的に理解する余裕が無くて、そんなの楽しくない。本当は一項目一項目理解しながら設定値を埋めていきたい。わからないところは実機で確認したい。だけどそれだと間に合わないから、デフォルトのまま、既存のシステムと同じ設定、そうなる。そんなの設計じゃない。ただのコピペだ。だからといってマニュアルと首っ引きで設定値を確認していくと、瞬く間に時間が過ぎて金曜の深夜になり、L2スイッチでMACアドレスでポート制限する方法はわかったけど設計書はできていないという状況になる。
危機感はある。30にもなって技術的に誇れる部分が一つもない。でも今の仕事のやり方で、それを確立できる目処が立たない。
書いててずいぶん甘ったれたこと言ってるなと思えてきた。30にもなって。まあいいや、僕は甘ったれだ。
夢みたいなものは無いけど、やりたいことは無いわけじゃなくて、web系の仕組みを使って、アフリカの人たちがもうちょっと生きやすくなるよう手助けができればいいなーと、ぼんやり思ってる。貧しくても携帯は持ってるっていう人たちは多いみたいだから、そこからの情報発信を促すとか、そういう。
自分の興味はweb系の技術とアフリカに向いてるんだ。それだけはハッキリしてる。
そこから我が身を振り返ってみると、技術もないし、海外経験もないし、英語もできない。歳もとった。
だからまず、技術を身につけたい。英語も身につけたいけど、英語自体に興味が無いから、モチベーションが上がらない。そこへいくと技術はいいね。触ってるだけで楽しいから。
だからweb系の企業に転職したい。そうすれば今の不毛感は無くせるんじゃないかと思ってる。転職した先での自分次第だろうけど。自分次第と言えば今の仕事もそうなんだろうけど、自分がどう変われば今の仕事にやりがいを見いだせるようになるのか、とんと見当がつかん。だからweb系の企業に転職したい。paperboyに入りたい。livedoorに入りたい。
今日去年の家計を見直してみて、年間の出費が300万だった。手取りでそれだけもらえればバイトもありかなと思って計算してみたら、時給1,500円で月20日×8時間働いてそんなもんだった。でもそれに年金代や保険料が加わるし税金もそこから取られるようになるから、フルタイム働いてもマイナスだ。それでも、一年間バイトで基礎的な技術を身につけて、そこからっていう手もあるんじゃないかと思ってる。少しは蓄えもあるから、それを食いつぶしながら。
昨日は転職先を探そうと思って、今すぐフォローすべきPerl界のスーパーエンジニア - すぎゃーんメモの人たちがどんなところで働いているのかを調べてみた。みんな知ってるような有名な会社ばかりだったので気後れした。livedoorとKAYACとDeNAが多かった。
僕には青竜刀を突き刺してケツを叩いてくれる関さんはいない。それを忘れると、いつまでたってもこのままなんだと思う。
