被災地にボランティアは必要なのか。

  • 22:36  今晩から気仙沼にボランティアしに行く。今ブリーフィングが終わったところ。
  • 23:02  バス出発した。これからSAで時間調整しながら走って明日の朝に気仙沼に着く予定。もう眠いしお腹減った。
  • 00:24  佐野SAを出た所でバスは消灯。SAで買ったハイレモンがうまい。
  • 04:01  長者ヶ原?のSAに着いた。ここで2時間休憩で、ごはん食べたりしてから気仙沼のボラセンに行く。なるほど4時じゃねーの。
  • 06:01  長者原SAで豚汁セットを食べたり歯を磨いたりするなど。

IMG_0137

IMG_0146

  • 07:43  ネコいた
  • 07:53  気仙沼着いた。カモメの声を聞くと落ち着く。

R0020251
R0020252
R0020253
R0020257
R0020262
R0020267

  • 12:48  休憩中。今日は泥かき作業をさせてもらった。

R0020269
R0020275
R0020277
R0020280
R0020282

  • 12:49  3時までの作業予定が午前中で終わっちゃったので、いったんボラセンに戻ってる。

R0020288
R0020289
R0020290
R0020291
R0020295

  • 13:38  次の作業場に向かう。土砂撤去作業。

R0020298

  • 16:32  作業終わってボラセンに帰ってきた。泥かきはまだまだ量が残ってて、全然終わらない感じ。

R0020310
R0020313

  • 16:48  駅に向かって歩いてる。のどか。

R0020314
R0020316

  • 18:08  二両編成の電車で宿に向かってる。普通に学生が通学に使ってるのでいいね。

R0020318

  • 18:42  リュック背負って長靴履いた一群が街をウロついてたら、いつまでも日常感が戻らないんじゃないかとか、それを含めて日常な感じなのかとか。

R0020320

  • 20:24  旅館でお風呂に入って近くのハンバーグ屋さんに来た。ビール飲む。
  • 21:09  JVCのスタッフさんから震災支援の話を聞いてる。物資の支援よりも人と人とのつながりを重視した支援をしてるとか。たとえば被災者の方と温泉旅行に行くのは「瓦礫しか見ない生活から抜けられる」と喜ばれるとか。そういう支援は人に説明するのもわかりずらいので大変だとか。
  • 21:15  あと震災関連の募金が3月以降ガンと減ったうえ、本来やってる途上国への寄付が半減してるとか。それも辛いわね。
  • 21:45  話続く。被災地でも被災具合は千差万別で、周りの人に遠慮してニーズを上げない人が、自宅に住んでるままの被災者の方に多いとか。そういう人たちのニーズを掘り出すのも大事だけど人手も時間もかかるわよね。
  • 07:14  起きた。朝ごはんに旅館からおにぎりもらった。

IMG_0150

  • 08:05  千厩駅で電車待ってる所

R0020328

  • 09:10  気仙沼ボラセン着いた。大島で火災発生ってアナウンスしながら車が走ってる。
  • 10:11  今日の作業はこのへんの草むしり。

R0020330

  • 12:45  お昼休憩中。絶景。

IMG_0157

  • 14:10  草むしり作業休憩中。今日はあと一時間作業する予定。

IMG_0159

  • 15:58  作業終わってボラセンに戻って来た。これから気仙沼駅近くの銭湯に行く予定。
  • 16:06  カモメにフンひっかけられたなう。
  • 16:11  上手くてムカつく。

IMG_0161

  • 17:10  銭湯入った。近くにいた犬と一通り戯れて大満足。

R0020335
R0020337

  • 17:59  電車乗った。これから一ノ関まで出て、そこから新幹線で東京に戻る。東京駅に23時に着く予定。
  • 18:05  気仙沼から一ノ関に行く列車では、まあどっかしらのBOXで酒盛りしてるよね。
  • 18:26  昨日気仙沼で泥かきをしたお宅のお母さんの話が気にかかってるので、思い出しながら書く。お宅は気仙沼の港近くで、津波の被害を受けた。僕らは気仙沼ボラセンから泥かきに派遣された。ちょっとサボってると、お母さんが家を見せてくれるというのでついて行った。外壁の一面に大きく穴の空いた家。
  • 18:27  以下、お母さんの話。「ここにデッキがあってねー。二階に逃げてて助かったの。おばあちゃんもう歩けないから、避難もできないし。全部ほんとうの木で作ってるからねえ。いつまでも木の匂いがするねって、みんな来てくれたのよ。冬でも薪ストーブだから、あったかくて。」
  • 18:29  「あそこの階段の上まで水が来てねえ。今泥棒とかあるみたいだから、ベニヤ張っちゃったけど。それでも、ホントにきれいになったのよ。外壁の穴から家に上がる。ここがリビングで、ここがお風呂で、ここが玄関で。」
  • 18:30  「ここの上までいっぱい瓦礫で、降りられなくなっちゃって、次の日に自衛隊の人に救助してもらったの。ここに薪ストーブがあって、お父さんと二人で薪用意してねー。ここにログ(ハウス)があったんだけど、全部流れちゃった。この車?ウチのじゃないウチのじゃない。どこのかもわかんない。」
  • 18:31  「ほんとにきれいにしてもらってねー。こないだ来たのが全員自衛隊のOBの人で、みんな65歳以上!でもパワフルでねー。うーん。まだ建てて10年だからねー。くやしいよー。まあウチは全員無事だったからね。でも、生き残ってもしようがないねえって。そういうくらいに落ち込んじゃって。」
  • 18:33  「でもようやく前向きになれたんだよ。こんなになってもここがウチだからって、ボランティアお願いして片付けてもらって。それでようやくきれいになってねえ。命拾ったんだから、生きてかなきゃなんないねえって。」
  • 18:34  「まだ都市計画がどうなるかわかんないから、ここかたしてもここに住めるかわかんないけどねえ。お父さんはお父さんは直して住む気でいるけどね。わたしは住みたくないなあ。」
  • 18:43  家に対する愛着とか、それをメチャクチャにされた悔しさとか、津波が来たときの恐怖とか、先の見えない不安とか、一つ一つは何となく理解できるけど、そういうのがない混ぜになってるうえに言葉にできないような感情もあって、そういうのを抱えて3ヶ月を迎えたんだお母さんはっていう。
  • 18:52  そういう話を聞いてどう思ったみたいなことを書きたいけど全然言語化できない気持ちがあるばかりでツイートも止まる。
  • 18:54  っていうのを含めて、大変ですよね。
  • 19:00  泥と汗にまみれた長袖と、カモメのフンの付いたTシャツと、タンタンinベトナムのテロテロのTシャツという選択しからカモメのフンTをチョイスした。
  • 19:17  今日は鍬ばかり振るってたので、手のひらがツルツルになった。
  • 19:18  親指に水ぶくれができとる。

IMG_0163

  • 20:09  肉体労働のあとの前沢牛めし弁当とビールおいしい!

IMG_0164

  • 23:14  東京着いた。
  • 08:31  手のひらが全体的に腫れてる感じ。
  • 08:47  お土産買ってきた。右から平野醸造のうま造り、醤油、日本酒蒼天伝さしみわかめ、かもめの玉子、上のが鰹生利節。

5a9w4w

  • 08:50  うま造りは醤油ベースに南蛮とかが入った万能調味料で、味見したらうまかった。蒼天伝はいろんな種類あったけど、これは気仙沼の米を使ったモノ。あとは気仙沼の海産物。ちょっとお金使いすぎた。
  • 10:38  泥んこのモロモロを洗濯するまでがボランティア。

5abd8k