忘れてた8月の読書まとめ。国際経済学系2冊。
読んだほうがいいだろうなあと思いつつ、難しそうでなかなか手が出なかった『エコノミスト南の貧困と戦う』、読んでみるとやっぱり強敵で、なかなか読み進まなかった。理由は二つ。一つ目は、あまりに有用な議論が多くて、ここはじっくり読もうポイントが多すぎたこと。何十枚付箋を貼ったことか。もうひとつは、難しい問題を真正面から分かりやすく書いてるんだけど、やっぱり扱う対象が難しいから、全てを理解するのも難しい。それでも何度か読んで理解したいと思った。すばらしい本だねえ。
この本は2003年のなので、新しいのは出てないのかと思ったら、つい最近出てやがった。高え。
2009年8月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:697ページ
エコノミスト 南の貧困と闘う
posted with amazlet at 09.10.08
おすすめ度の平均:
経済学の理論と途上国の現場の実態両方への理解を兼ね備えた希少な書籍経済学者もがんばっている!
入門書
援助に関心ある人必読。
読了日:08月29日 著者:ウィリアム イースタリー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3015690
■五〇〇億ドルでできること (バジリコ)
五〇〇億ドルでできること
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おすすめ度の平均:
選択することは何かを捨てること。真っ先に何をすべきか?全地球的問題を解決する難しさを問う
地球の重要問題と解決策に、専門家の合議で優先順位をつける希有で重要な試み
読了日:08月03日 著者:ビョルン・ロンボルグ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/2810418