『最強の集中術』読み始め。

『最強の集中術』を読み始めた。まだ頭の方だが、早速気づかされることがいくつか出てきたので、自分の状況と照らしてメモ書き。


立場上の力にものを言わせ、無理を通されたり、理不尽な要求をされたりすると、思考が停止したようになり、とっさに返答できなくなることがある。
後になってその場を頭の中で再現し、的確な返答でぎゃふんと言わせてやるところまで想像して後悔することもある。
この本によると、前者は急なストレスで脳からアドレナリンが大量に放出され、興奮状態に追いやられており、後者は脳が最適な覚醒状態になっているため、後悔もできるのだとか。
じゃあたぶん、そういう状態になったら何よりもまず興奮状態を沈めることが大事なんだな。


作業に飽きてしまって、気分転換に別な楽しいことをやる。たとえばネットサーフィンとか、マンガを読んでみたりとか。
そろそろ作業再開しなきゃなと思うけど、やっぱり楽しくないから、すぐ別の気分転換に戻ってしまう。
学生の頃、テスト勉強とマンガの間で同じようなことをやっていた記憶がある。
これは、まず退屈な作業で刺激が足りず、意欲が維持できない状態があり、そこからの気分転換の刺激が強すぎて脳からアドレナリンが過剰分泌され、元の作業に戻っても余計に退屈に感じてしまいすぐ意欲が失われ、また気分転換で強い刺激を得る、という振り子のような状態になってしまっている。
気分転換は必要だが、集中力を得るための適度な刺激というのが大事なのだそうだ。


刺激が少ない意欲低下かと思いきや、ストレスによる脳の興奮状態になっていることもあるという。
僕の場合は、たとえば問い合わせの電話。面倒だからしない、というのはよく思うが、それは見せかけで、実はその電話でイヤな思いをしたらどうしよう、相手がイヤな気分になったらどうしよう、ということを無意識だが考えていた。そのためストレスがかかり、電話をかけるのがイヤになる。
後者のほんとうの理由に気づかないと、適切なやり方というのは見つからなんだと思う。


自分は新しいことをやるのが好きなのだが、これが本書における3つの行動パターン「熱しやすく冷めやすい」にきれいに当てはまる。
新しいことはアドレナリンが出やすく、すぐ集中できるが、それが出過ぎるまでやってしまうため、過度な集中状態になり、それに飽きると一気に刺激不足で集中力を失い、別の新しいことを始めようとする。
それは僕のことだ。これは、先の過度な気分転換と同様、集中力が振り子のごとく揺れている状態になるんだとか。よくないです。


眠くなったので今日はここまで。

最強の集中術

最強の集中術