stooges

iggy pop & the stooges。僕にとっては本日のメインイベント。


ステージにメンバーが出てきたところで隅の方で半裸の人が跳ねてるなと思ったらiggyさんだった。
よいお年なのにはじめから半裸、筋肉質のよい体、まだまだお達者なご様子に一安心。
腰を引いた気持ちの悪い踊りもキレがよく、老いてますます盛んといったところ。
曲も全然落ち着かずパンク、パフォーマンスも全力投球で、まさにパンクスターを体現していた。


とにかく圧巻のパフォーマンスで、中でも最大のハイライトは、大人数の客をステージに上げて歌ったノーファン*1だろう。
無法地帯と化したステージ上でファンに襲われながら平然と歌いきったiggyさんには恐れ入る。
そんなiggyさんに抱きつきながら必死でファンから守ったマネージャーっぽい方に萌えた。
マネージャーさん、他にもiggyさんに投げ捨てられたマイクスタンドを片付け、しかるのちセットし直し、すぐまた投げ捨てられたり、iggyさんが頭から水を浴びたせいでビシャビシャになった床をタイミング見計らって拭いたりと、超健気。
iggyさんの音楽は、昔はボウイに、今はマネージャーさんに支えられている。


他のメンバーは落ち着いた雰囲気もあったが、ベースの方は終盤iggyさんの狂気が乗り移ったように弾き狂い、汗をだらだら流していた。お疲れ様でございました。


I wanna be your dogはやったがlust for lifeはやらなかった。知ってる曲も少なかったが、CD一枚しか持ってないからそんな物だろう。
とにかくすごいものを見た、それだけだ。

*1:no fan? no fun?