岐阜大仏は良い大仏

岐阜大仏を見てきた。金華山ふもとの岐阜公園から歩いて5分くらいのところにある。


僕に取っては、これが大仏初体験。このとき気づいたが、大仏は観賞するものじゃなくて体験するものなのだ。


岐阜大仏は日本三大仏を謳っている。パンフレットにそう書いてあるので、へぇ、そうなのか、と思ったが記事を書くにあたりWikipediaを見ると他にも日本三大仏を謳っている大仏が3つ(高岡、兵庫、日本寺)とあってだまされた気分となった。
岐阜大仏 - Wikipedia
タモリ倶楽部でも日本三大仏の残りひとつの座席を決めるという企画が行なわれたが結局決まらなかった模様。
岐阜大仏は日本三大仏(自称)とでもしておけばいいと思う。


話がそれた。本題は大仏体験である。
岐阜大仏は正法寺の大仏殿にあるのだが、大仏に対して大仏殿が狭く、建物内にぎっしり大仏という印象を受ける。さらに大仏が前傾姿勢で見下ろしており、さらにその後ろの雲もようのようなものが覆いかぶさるようにしてある。
この空間、大仏の目線の先にポンと体を置いてみると、大仏に包まれるような心持ちになる。その穏やかな目にすべてを見透かされ、自分はお釈迦様の手のひらの上でもがくだけのちっぽけな存在であり、さらにそこから宇宙の広さをも実感することになる。
下手するとトリップしてしまう。ドラッグなんかより効果がありそう。
これは信仰せざるを得ないわ。