ゲキレンジャーがおわった。

きれいにおわった。電王のついでに見始めたんだけど、結構入れ込んで見ていたゲキレンジャーの終盤を振り返る。
リオ様とゲキレッドの宿命の対決。2人とも互いを越えるべく強さを極めた上での戦いで、その特別な速さと技の重さを両方とも生かす演出ができてる。攻撃とは関係ないところで爆発がしてても、それは激気のほとばしりなんですよ。最高峰の戦いにふさわしい演出。決まり手がダンさんの地味な技というのもよかった。ジェットとか出なくてほんとよかった。
なによりリオ様が終始嬉しそうだったのがよかった。テンションが上がり過ぎて前後不覚になってる。負けてもジャンに抱きついて喜んでたものな。
もうひとつが、リオ様が幻気を振り払い臨獣拳にもどった後、ジャンと2人でロンに立ち向かって行くシーン。一瞬で終わるんだけど、入れ替わり立ち替わり攻撃するスピード感が素晴らしい。戦闘シーンはここが一番よかった。うわーかっこいいと言いながら見てた。
ジャンと2人でロンを倒した後から拳断までは、リオ様が幸せそうで僕も幸せであった。スクラッチに行ってもメレ様はいつものメレ様でよかった。「この写真を覚えているか?俺たちが海のものとも山のものともつかなかった頃のものだぜ」。
リオ様とメレ様は最終回を待たずして退場する。捨て身の攻撃をして死ぬという、正義に目覚めた悪の王道を行くんだけど、それでもつらい。リオ様の人生がつらすぎる。幼少時代からつらい日々を過ごしてきて、報われたのが2回分だからなあ。それでもゲキレッドとの戦いは面白かっただろうけど。メレ様も死んだけど、あれはもともとリンシーだものな。
リオ様が死んだのでゲキレンジャーも終わってしまったように感じ、最終回もきれいに終わらせたねくらいで見てたんだけど、最後香港でリオ様の生まれ変わりが出てきて動揺した。リオ様には幸せになっていただきたい。


来週からはゴーオンジャーか。車に興味ないから見ないかもしれないと思っていたら、ロボになる車に顔がついていて、合体した様がトーテムポールのようだったので、そこだけは見なければ。