「DevOpsな現場で求められる「インフラがわかるデベロッパ」とは?」に参加してきた。

もう1週間以上前だけど、9/27に「DevOpsな現場で求められる「インフラがわかるデベロッパ」とは?」に参加してきた。スピーカーはペパボの@ume3_さん。
発表資料などはこちら。
開発者にむけてDevOpsな現場で求められる「インフラがわかるデベロッパ」とは? というテーマで話してきた発表した話 : インフラエンジニアに成る

私はにわかOpsなので、Ops視点で聞いてました。大変面白かった。
以下、内容に触れつつ感想など。

  • ここ数年のOps側の変化
    • クラウドの登場による、インフラのコード化
    • そしてOpsのコード化
      • 例:Puppetで手順書のコード化

ということで、Opsがコードを書く時代になってきています。確かにコードを一行も書かないでインフラ構築するというのは、今は考えられないかも。


そして、そんなOpsがDevを見ると、

  • Devはツールや文化が整っている

Devのこの辺りの充実は、うらやましいなーと思った。


で、Opsはどうするかというと、乗っかる。

  • Devの文化に興味を持つ、Devのツールを使う

一方でDev。

  • Opsにおまかせ」をなるべく減らして
    • Opsが見ているもの(ログとか)を気にしたり
    • Ops管理の設定ファイルを把握したり


そして、DevOpsの関係を象徴的に示すのが、githubの使い方。端的に言うと、

  • 互いにやりたいことを Pull Request できる関係

この言葉が一番印象に残った。


そんな関係を作るにはどうすれば?

  • DevOpsな環境に居れば自然とDevOpsな人になる

(それはそうでヤンスが……)
DevもOpsも互いを知らないと仕事が回らない環境というのかな。そういう環境を如何に作って如何に根付かせるかがDevOpsのキモなのかなーと思った。
トップダウンで作れば早いかもしれないけど、一部のDevとOpsボトムアップ的に進めてくのもアリかもしれない。


あとは、講演会に直接は絡まないけど、個人的に思ったことなどをつらつらと。

  • Devに比べてOpsの文化やツールは明文化されてない?
    • 文化?
      • Opsの仕事の仕方的なものって、インフラエンジニア養成講座とかに少し書いてあるくらいしか読んだことがない気がする。
      • あとWebオペレーションズか。
      • その辺が語られにくいのがインフラの文化なのかしら
    • ツール……
      • NagiosCacti
        • ちょっとレイヤーが違う気がする。
      • 構成管理にpuppetとか?
      • 設定ファイル管理にgitとか、タスク管理にRedmineとか
        • 目的が同じならDevと同じツールも違和感なく使ってる

自分のいる環境の文化とかツールを明文化してみると面白いかもしれない。